パラドクス
拙僧は嘘つきである… 其は真実か否か…
逆理の化身たる存在。この世を美しく正しいものにするべく、醜く歪んだ思念を己の身へと吸収し、抑え込むことで世界を正常化させることを使命とする高僧。気が遠くなるほどの長い時間、使命にその身を捧げている中で、歪んだ思念に対しわずかに肯定的な思いが芽生えたとき、蓄積されていた歪みが自我を持ち、肉体を蝕み始めた。この内なる醜悪な自分と、常に正しくあろうとする本来の自分という相反する二つの自我に苦悩し、体にはひびが生じてしまっているが、パラドクスは冷静に、聖なる水が溢れ出る槍を用いて体内に取り込んだ歪みを浄化している。
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