霊王獲神 ハンターキング

外敵を阻むは王の務め、 狩って狩って狩り尽くさん！

圧倒的な威力を誇る武器の斧が朽ちてしまうほどの死闘の末、ついに森の精霊王を打ち倒したハンターキングは、森で最も強き者となったことで、古代から脈々と受け継がれてきた精霊王の能力と記憶を継承する。その記憶により、遠い過去に自然との調和を保ちながら高度な科学や文化が発達した奇跡の文明が存在したこと、しかしその文明を狙い宇宙から襲来した怪物によって滅ぼされてしまったこと、またそのことにより森の精霊が宇宙怪物の再来襲に備え、人間との戦争を利用することで宇宙怪物に対抗できる力を持つ者を生み出そうとしていたことを知る。そしてハンターキングは、自らの家族や故郷を奪われたことへの憎しみを消すことはできずとも、人類を救うため、再来襲した宇宙怪物へ立ち向かうことを決意する。精霊王の証である杖を媒体に、古代文明の遺跡に蓄積された膨大なエネルギーを引き出すと、真なる敵を打ち倒すべく己の力と思いのすべてを込め猛々しい獣の如く進撃するのだった。