天使に魅入られし者 フェルシア
アナテマの扉は開かれた… 天への階が今、私の前に…!
カノンが姿を消し、研究対象を失ってしまったフェルシアは、長きに渡って教会国家グローリーと敵対している邪魔な隣国を消し去ると同時に天使研究をさらなる高みへ近づけるべく、国全体を巻き込んだ「アナテマ計画」を決行する。教会国家の民の信仰心を利用し、天界から落ちてきた神秘の塊である「天使の卵」を民の肉体に埋め込むというのがアナテマ計画の中心的な内容だが、実は「天使の卵」はフェルシアが天界の力を独自の理論に基づいて再現した科学兵器であり、適正のないまま「天使の卵」を埋め込まれた人間は、目の前の生命を食らうことしかできない「天使の器」と呼ばれる知能を持たない異形に成り果ててしまうのだった。民の命も隣国の尊厳もすべてを無視したこの非道な計画をフェルシアが発動しようとしたそのとき、自身の計画を阻止するべく、天使として覚醒を遂げたカノンが教会に現れる。感情を有した天使となったカノンの姿を見て、自分の天使研究は間違っていなかったと感情を昂ぶらせ、さらなる刺激を与えてカノンの進化を促そうと自分自身に「天使の卵」を使い、「天使の器」と化してカノンと対峙するフェルシア。天使の成り損ないとでも呼ぶべき異形の姿となったフェルシアは、三枚の片羽根で天を舞い、妖しく笑みを浮かべながら、カノンに向かって禍々しい光線を放つ。ルシファーに対する強い想いから彼女を真似るような攻撃を繰り出すフェルシアだが、その威力はルシファーには遠く及ばず、また、狂気をはらんだその姿はフェルシアが理想とする高貴なルシファーの姿には決して届かないのであった。
- 性格
- 冷酷で歪んだ愛情を持つ
- 誕生日
- 12/9
- 性別
- 女
- 好きなもの
- ルシファー、天使研究
- 苦手なもの
- 研究を邪魔するもの
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