不屈なるスーパーメカニック エミル・ゾルゲ

ガキンチョ共の泣き顔は苦手なんだ…傷一つ付けてみな？容赦しないよ！

ベビーアーク団の団員たちと共にモンストワラベンジャーに勝利し、行き過ぎた正義の支配から世界を救ったエミル・ゾルゲ。激しい戦いによって親を失った子どもたちにベビーアークと共に懐かれるようになったエミルは、母性や兄弟愛に似た感情が無自覚に心に芽生えて人間嫌いだった性格が少し和らぎ、ワラベンジャーを崇める残党集団から子どもたちを守るためにメカ開発に心血を注ぐようになった。こうして完成したモグディガーMarkⅡに乗り込んだエミルは、攻め込んできた残党集団を迎え撃つべく、その手に握ったベビーアーク愛用ピコピコハンマーの改良版で発射スイッチを叩く。すると、機体に搭載されたいくつものモグラ型ミサイルが敵軍目掛けて次々に飛翔していく。圧倒的な破壊力で敵を一網打尽にするエミルの瞳には、新たな守るべきものを手に入れたことによる強い意志が宿っているのだった。