終焉へ扇動する者 ネッテキシ

救いが欲しけりゃくれてやる♪ 絶対零度の 凍てつく死ってやつをなぁ！

人間を滅ぼし地上を浄化するべく遣わされた天の御使い。人間が絶望する様子を好む嗜虐的な性格で、拡声器を用いて人々を扇動し、負の感情を極限まで高ぶらせて自身のもとへ集結させる。そうして、ナンキョクオキアミの姿に似た巨大な魔法生物である幻獣・デスクリルが生成した絶対零度の暗黒球体によって万物の熱を奪いながら、人々もろとも街全体を吸収して滅ぼしていく。世界から熱が失われ終焉へ近づくことで、エントロピーが増大し、ネッテキシの力がさらに上昇していくのだった。