ニケ： グロリアス・フォーム

困難に立ち向かい、 運命を切り開いた者に栄光を… トロフィー・オブ・ピュリファイ

少年を反英雄の呪縛から解放したのも束の間、神託機を秘密裏に改ざんした犯人である世界を裏から牛耳る黒幕“ハルモニアス（調和者）”がニケの前に姿を現す。 ハルモニアスは、自分たちが善悪・聖邪の均衡を保つことで世界の破滅を防がんとする秘密結社であることや、アイギスや女神といったシステムを創ったのが自分たちであることを語り、女神の活躍によって英雄が隆盛を極め善聖の時代が長く続きすぎたため、世界のバランスを保つためにビクトリアスとしての才能が突出したニケを利用したと明かす。 そしてハルモニアスは世界に今ひとときの暗黒をもたらすべく、反英雄の魂に宿っていた悪意や邪気を世界に向けて拡散してしまう。あらゆる事柄を善か悪かの二元論で語り、他者を支配しようとする、まるで神様気取りなハルモニアスの傲慢な考えが許せないニケは、未来は自分の手で勝ち取るものだという熱い信念を爆発させる。 そのとき、ニケの強い想いが女神の新たなる力を引き出した。こうして、ニケに内在する女神の力とニケの信じる勝利の栄光は美しく輝くトロフィーの形へと具現化し、その眩い聖なる光で世界を覆う暗黒を消し去っていくのだった。