淑やかなる花ノ国の精 芙蓉
蓉翼天翔…大丈夫よ、 あたしが絶対に 守ってあげるからね…
長い戦いの末、紫苑や水仙と共にフカヒレ皇帝から祖国を取り戻した芙蓉。紫苑の守護という務めを果たした芙蓉は、従者を辞し、戦禍に巻き込まれた子どもたちと花ノ国の外れにある村で生活を共にすることを決める。豪快だった性格は丸くなり、子どもたちを守る様はまるで聖母のようだと評判になるほどで、そうして平穏な日々を送っていた芙蓉だったが、ある時、野盗となったフカヒレ帝国の残党によって村が襲撃される。子どもたちを不安にさせまいと、落ち着き払った芙蓉が妖精の力で魔法を繰り出すと、呼び出された金色の芙蓉鳥が神々しい光を放ち、悪しき者から大切な子どもたちを守るのだった。
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