狂愛を伝えしもの セレナーデ
「君は僕の宝物…」 「あなたは私の喜び…」 「「歌うは甘き愛の歌!」」
狂おしき愛を相手へ伝えるため、満身の力をこめて絶唱するセレナーデ。彼らが歌い始めると、胸部の窓が開き、その歌声を耳にした人間たちの魂を無尽蔵に吸収していく。魂から抽出された愛の思い出は濃縮され、ピンクムーンの形をしたコアとなり、互いの愛の証として鮮やかに光り輝く。セレナーデの足元には、愛を吸収され枯れ果てた思い出の残骸が、失われた愛を求めて窓に手を伸ばしてもがき苦しむが、セレナーデは気に留める様子もなく、二人だけの愛の世界を朗々と歌い続けるのだった。
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