新生なる希望の器 ビナー

絶望の時は終わりです… 紡がれた願いの光は、今ここに…！

かつて世界に存在していたという邪悪なる樹「クリフォト」。生命の樹と対を成すその樹は、はるか昔、神の指示のもとで天聖と天使たちが力を合わせて消滅させることに成功したが、クリフォトは消え去る前に様々な厄災を世界にばらまき、生命に負の影響を与え、争いの火種を残していったのだった。天聖や天使たちは、混迷する世界からクリフォトの影響を取り除くために、人々や魂を希望に導く存在として、悪しき存在と戦い続けていたが、そんな折、厄災の種を成長させてクリフォトを復活させようと目論む存在が現れる。その危機を察知した神は、クリフォト復活を阻止するべく、自らと同化したビナーを希望の器として世界に顕現させようとする。しかし、過去に仲間を裏切ってしまったという事実から、自分は器たる存在にふさわしくないと迷うビナーは、その一歩を踏み出せずにいた。そんな彼女の背中を押してくれたのは、大切な姉の声と、自分を信じて希望を託してくれた仲間たちの想いの光だった。その暖かな光に触れたビナーは、前に進むことを決意し、生命の樹の中で新たな希望の器として誕生するのだった。