アビス

まるで底なしの海のよう… まだ旅は始まったばかり、 しっかりしなくちゃ…

深淵の魔王をその身に封じる少女、アビス。深淵の力を抑えるために聖殿に半ば幽閉される形で暮らしていたが、あるとき深淵の眷属が聖殿を襲撃したことによって、聖なる封印の力が破壊されてしまった。衛兵の少年に救い出されて辛くも脱出したアビスだったが、聖殿の封印の力を失った今、このままでは体から深淵があふれ出し、世界を飲み込む事態になってしまう。そこでアビスは深淵を抑え込むために各地にある霊廟を巡礼し、各所に安置されている聖なる音叉を鳴らして自身の杖にその力を移して宿す計画を思い立つ。こうしてアビスは、封印の旋律を集める旅へと出るのだった。