カルニベ

これはまた何と美しき世界じゃ… 妾の糧となるに相応しい…♡

自分以外のすべてを搾取するべく現れた、搾取の王者たる存在。生き物を自分の欲しい豪華な財宝や黄金に姿かたちを変えて閉じ込めることができる金庫のような空間を備えており、他者を搾取して作り出した黄金で美しい人の形を作り出し、見せかけの美しさを手に入れた。それをきっかけに永遠の美への追求に囚われたカルニベは、自分の美しさがすべてであり、その他のものは自分を美しく存在させるためにあるものだと考え、生まれ育った世界すべての生き物を思うがままに自分の糧とし、食らい尽くした。腹部の金庫の中には、こうして食い尽くした世界が格納されており、小さく開いた隙間からは中に収められた黄金が漏れ出ている。