悲劇を否定せし希望の聖皇女 アナスタシア
物語はハッピーエンドが一番♡ みんなに届けて差し上げましょう!
僧侶の悪しき野望を打ち砕き、帝国に平和を取り戻したアナスタシアは、王宮での生活へ戻り、荒廃してしまった帝国を立て直すべく、日々、政務に邁進していた。そんなある夜、ふと眠りから目覚めたアナスタシアは、ジミーを始めとしたお気に入りのパペットたちが会話する声を耳にする。その話の内容を聞くと、パペットたちの祖国である「パペットランド」がなにやら大変な状況になっているとのこと。パペットたちが喋っていることに驚きはありつつも、困っている彼らを助けるために、アナスタシアが意を決して話しかけると、パペットランドの国宝である「幸せのハート」が悪いオオカミに盗まれてしまい、国が荒れているらしいと聞かされた。さらにそのオオカミは、悪しき心のカケラを食べてしまったせいで狂暴化し、誰も太刀打ちができない状態にあるという。そしてどうやらその悪しき心とは、かつてアナスタシアが戦った僧侶のものであるようなのだった。その事態を自分にも責任があると感じたアナスタシアは、共に平和を取り戻すことをパペットたちに宣誓し、ジミーたちの手引きを受けて、ぬいぐるみが暮らすメルヘンな異世界・パペットランドへと赴いた。パペットランドの住民たちは突然の人間の来訪に驚き、警戒をしたが、持ち前の明るさですぐに皆と打ち解けたアナスタシアは、パペットたちと協力しながらオオカミがいるという危険な森を進んでいく。そうしてついにオオカミのもとへ辿り着いたアナスタシアは、その恐ろしさに怯むことなく、渾身の平手打ちをお見舞いする。すると、僧侶の悪しき心のカケラがオオカミの身体から飛び出し、粉々になって消滅した。正気を取り戻したオオカミはこれまでの悪事を反省し、本当は皆と仲良くしたかったけど素直になれずに悪さばかりをしてしまったと告白する。するとパペットランドの住民たちも、オオカミの気持ちに気づかず仲間はずれにしてしまっていたことを反省し、オオカミへ仲直りを申し入れる。その光景を見て、暖かな気持ちになるアナスタシアなのだった。その後、オオカミから幸せのハートを受け取り、元の保管場所であるパペットランドの神殿へと向かったアナスタシアが、幸せのハートを戻すと、ハートが神々しい輝きを放ち、空へと浮かび上がっていく。それは、パペットランドの皆の幸せを願うアナスタシアの想いによって、聖獣である双頭の鷲の加護がハートに宿ったことで起きた奇跡であった。パペットランド中に元気と希望を届けるべく、幸せのハートからキラキラと輝く美しい結晶が広がっていく幻想的で心温まる光景を、アナスタシアとジミーたちは目を輝かせながらいつまでも見つめ続けるのだった。
- 性格
- 明るく品行方正でフレンドリー、おっとりしているが芯が強い
- 誕生日
- 6/18
- 性別
- 女
- 好きなもの
- 前向きな気持ちになれる物語、バレエ鑑賞
- 苦手なもの
- 悲しい結末で終わる物語
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