咲き誇りし淑やかなる 花ノ国の精 芙蓉
荒事は 卒業したつもりだったんだけど… 子どもたちの為なら 容赦はしないよ…!
帝国軍残党の襲撃から村と子どもたちを守り抜いた芙蓉。しかし、その後も野盗化した残党による襲撃が続き、ある日、ひとりの子どもが誘拐されてしまう。子どもたちを、血の繋がった実の子どものように想う芙蓉は、残党が待ち構えるアジトへと単身で乗り込み、芙蓉鳥の力をその身に纏って強化した妖精魔法で一帯の風を自在に操り、数多の花弁と共に敵勢を空高く舞い上げて一掃した。荒々しい姿を見せたことで子どもを怖がらせてしまったのではないかと不安に思った芙蓉だったが、強く美しい母の姿を目の当たりにした子どもは村に戻ってその様子を仲間たちに誇らしげに語り、芙蓉は子どもたちからますます愛される存在となったのであった。
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