心輝く星の王子 エトワール

どうか悲しまないで… 星たちに咲くみんなの笑顔、 僕がきっと守るから…
エトワールは、バラをケースに入れて持ち出して街へと繰り出し、能力を使って困っている人々を助けていく。そんな日々を過ごす中で仲が深まっていき、気づかぬうちにいつしかエトワールとバラはお互いを初めての親友として認識し始める。しかし、ある日、エトワールが突如、気を失って倒れてしまう。イメージを具現化させる能力がまだ幼いエトワールには負荷が大きく、能力を使いすぎた代償で命を削ってしまっていたのだ。このままだと命が危険なため、もう能力を使わないようにとバラはエトワールに忠告する。しかしエトワールは、出会ったときにバラから聞かされた国民の評判を覆すために、危険を冒してでも人助けをしたいと反論する。自分が原因で親友を失うかも知れないと複雑な気持ちになるバラだったが、それからしばらくの後、突如、超新星爆発が起こり、夜空から星が消滅してしまうという事態が発生。このままだとエトワールたちが暮らす星も巻き込まれて数日後には消えてしまうことが判明し、人々はなんとかしてほしいと国王に嘆願するが具体的な解決策が出ないまま、時間ばかりが過ぎていく。不安げな人々を見たエトワールは、自分の命と引き換えに星空を取り戻すという決意をバラに伝えて、別れの言葉を告げる。彼の行動を止めようとするバラだったが、エトワールは自分ひとりの犠牲でみんなが助かるなら構わないと言い、自分が消えて見えなくなっても復活した星のひとつとして見守り続けるし、キミは大事な親友だと伝える。そしてエトワールは能力を発動し、自分の命と引き換えに消滅した星空を復活させることに成功する。何が起きたかはわからないまま助かったことを安堵する人々。中には消えてしまった王子のことを誰よりも先に逃げたのだと嘲笑する者もいた。怒りと悔しさでいっぱいになったバラは自分の命を使ってエトワールと過ごした大切な時間のことを思い出し、強くイメージしてエトワールを復活させた。蘇ったエトワールは、側で舞うバラの花びらを見て自分の胸に手を当てると、流れ込んできたバラの想いと共にすべてを悟った。それから後に、バラの持っていた能力が自身にも発現していることに気づいたエトワールは、その力を活かして困っている人々を助ける心優しき王として成長を遂げるのであった。
- 性格
- 心優しく穏やか
- 誕生日
- 6/29
- 性別
- 男
- 好きなもの
- 空想すること、友だち
- 苦手なもの
- ひとりぼっち

- 関連イベント