モンスターストライク モンストディクショナリー

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目醒めし幻視の大天使 ラミエル

悲しい夢を見ても、きっと大丈夫… みんなが傍にいてくれるから

ストライクワールドにある、とある世界。モリアという神を自称する者が、あるときマスターオーブを手にして強大な力を獲得してしまう。 モリアは「痴愚神モリア」として世界に君臨し、人々を堕落させ世界を滅亡へと導いていく。モリアの脅威を察知した天界は、カマエル、ラミエル、ザドキエル、サンダルフォン、メタトロンの五人の天使を招集し、マスターオーブの回収へと向かわせた。 しかし、五人の出動を事前に察知していたモリアは、彼女たちに罠を仕掛ける。それは、モリアが作り出した「痴愚の夢」という世界に相手を捕縛し、自分の願いがすべて叶うその理想世界に囚えることで戦う気力を奪うというものだった。 ザドキエルを除く四人の天使たちはモリアの策略にはまり、次々と痴愚の夢に囚われてしまう。ラミエルが囚われた夢の世界は、広大な草原と澄み渡る青空が広がっていて心地よい風が吹き、誰にも気兼ねなく昼寝を楽しむことができる、のんびりとした平和な時間が流れるこの上なく素晴らしい世界だった。 いつもぼんやりしていてだらしがないと叱られているラミエルだが、ここには彼女に小言を言うような相手もいない。すべてが完璧に整っており、完全な幸福に包まれているように感じながら、ラミエルがいつものように昼寝をしようと場所探しをしていたとき、一匹の犬が目の前に現れる。愛らしい犬の存在でラミエルの心はいっそう温かくなり、幸福感が増していった。犬はしばしばラミエルに何かを訴えかけるような仕草を見せるが、ラミエルは意に介すことなく犬と一緒に昼寝を楽しもうとする。 そんな犬と一緒に過ごす時間はラミエルにとって何ものにも代えがたい時間だったのだが、ある日突然、犬がラミエルのもとから去ってしまう。犬がいなくなってしまったことで深い寂しさと戸惑いが心に広がり、ぽっかりと大きな穴が空いたように感じて、如何に自分にとって犬の存在が大きかったかを実感したラミエル。 日増しに強くなっていく孤独感の中でラミエルは、自分が本当に求めていたものはただ平和でのんびりした生活ではなく、仲間と共に平穏な世界で過ごす時間だったのだと気がついた。小言を言われようが自分を見ていてくれる存在がいるということの大切さ、見守られて支えられることの尊さ、そして支え合う仲間たちがいることのかけがえのなさを再認識したラミエルは、この出来事をきっかけに自分の任務と果たすべき使命をはっきりと思い出した。 同時にラミエルは、犬の正体がザドキエルであり、自分を目覚めさせるためにこの世界にやってきたのだということを悟る。改めて仲間と共に生きる決意を固めたラミエルは、再び自分のもとに現れたザドキエルに、一緒に痴愚の夢の世界を脱出する準備ができたことを伝えた。 そして迎えたモリアとの決戦の時、ザドキエルが放り投げた四つの宝石の眩い輝きに呼応して痴愚の夢に封印されていた四人の天使たち――カマエル、ラミエル、サンダルフォン、メタトロンが目を覚ました。それぞれが成長を遂げ、揺るぎない使命を胸に再集結を遂げた五人の天使たちは、力を合わせ、モリアに立ち向かうのだった。

性格
おっとりのんびり、天然気味な性格
性別
好きなもの
お昼寝、人々の夢を漂うこと
苦手なもの
急ぐこと、急かされること
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