ゲヘナ
さあ、お食べ、アルシエル… 新しい魂よ…
遥か昔、神に背き、大罪を犯した天使がいた。その天使は神から罰として、罪人を閉じ込めるための世界――地獄を創るための材料とされた。神は、とある教会に仕えるゲヘナという名の巫女の少女を地獄の管理者に選び、少女の名から地獄に『ゲヘナ』と名付け、『ゲヘナ』を保つための動力炉として創造したモンスター・アルシエルの世話という使命を少女に与える。アルシエルは、生きた魂を消化してエネルギーを生み出す性質を持っており、ゲヘナは誤って地獄に迷い込んだ生物を捕らえて、その魂を貰い受けアルシエルに渡すことを生業としていたが、時が流れ、地獄に住む罪人たちが増加したことにより、アルシエルが生み出さなければならないエネルギーの量も比例して増加していった。地獄へ来る生物を待つだけではエネルギーが賄いきれず、このままでは地獄は崩壊し、愛する地獄の罪人たちも朽ちてしまうという状況に追い込まれたゲヘナは、ある行動を起こすことを心に決める。
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