ハナカン・マッキリー

フフッ…悪くない… これぞハーチェル様に仕える者の あるべき姿…！

虫王国に住む、知略に優れた種族として名高いカマキリ族の青年。先祖代々、王国の大臣に相当する地位を任されており、ハナカン・マッキリーもまた、現王国において主に政治面で中心人物として活動している。また、戦闘能力にも富んでいるため、軍事面にも強い影響力を持つ。そんなハナカンは、常に美しくあることを最も意識しており、それゆえにいつも物腰が優雅で、自身のプロポーションや肌のコンディションに乱れがないかを鏡の前でチェックすることを日々欠かさない。美しいものへの愛が強く、クィーン・ハーチェルの美しさに心酔していて忠誠を誓っており、また、自分を一方的にライバル視してくるテントロッテに対しても、小柄ながら大きな度胸を持つ彼女の強さを美しいと認めている。このように美しいものを愛し、寛容な態度を見せるハナカンだが、反面、醜いと判断したものに対しては服に仕込んだ刃で躊躇なく切り刻む容赦のない一面を見せる。