神なる正義の体現者 カマエル

パワー全開！ 全てを守る破壊の天使よ、 悪をまとめてぶっとばせ！

天界や地上の治安維持である“正義維持”を仲間と共に執り行い、日々、豪速の拳を繰り出して悪を打ち砕いているカマエルだが、実は新米時代に仲間を失うという辛い過去を背負っていた。それ故にカマエルは仲間を絶対に傷つけまいと、誰にも頼らずいつも自分ひとりで無茶な戦いを行っており、尊敬する天使の先輩であるミカエルからもその戦い方を改めて、仲間を信頼し自分を大切にするようにと忠告されていたが、カマエルは聞く耳を持たず過度に自己犠牲的な行動を繰り返していた。そんなある日のこと、正義を乱す悪が集まり大群を成しているとの情報を聞きつけ、カマエルは仲間たちと共に出動する。しかし、悪の軍勢の圧倒的な数と想像を超えた力によって翻弄され、カマエルも仲間も疲弊し、劣勢へと追い込まれてしまった。自分が囮となってその間に仲間たちを逃がそうと、一人で悪の大群に突っ込み、ボロボロになりながら拳を振るうカマエルだったが、一瞬の隙をついて背後から敵に奇襲を仕掛けられる。すんでのところで仲間の一人がカマエルをかばい最悪の事態は逃れたが、仲間を守れず傷つけてしまったふがいない自分に絶望するカマエル。しかし仲間は、カマエルが自分たちを心配してくれているのと同様に、自分たちもカマエルのことが心配であるという正直な想いと共に、「一緒に戦おう」という言葉をカマエルに伝える。仲間に頼ることの大切さに気づき、仲間の想いとパワーを受け取って覚醒を遂げたカマエルは、自分ひとりではなく仲間と一緒に戦うことを決意し、新たに目覚めた無限の拳を召喚する能力で悪の軍勢を一網打尽にしていくのだった。