孤独を包む音楽の大天使 サンダルフォン

希望の音色よ、みんなに届け！ 私が守るよ、メタお姉ちゃん！

あるとき、異変を察知した神が、天界に大きな災いが降りかかろうとしていると天使たちに伝えた。調査を命じられたメタトロンとサンダルフォンは、探索の末に、天界大神殿の底部に悪魔たちが侵入しているのを発見する。悪魔たちは、神殿底部に備えられた二つの浮遊石を破壊することで、神殿ごと地獄に墜落させようと企んでいた。仲間の応援を呼ぶ猶予がないと判断したメタトロンとサンダルフォンは、二手に分かれて悪魔と対峙するが、相手は自分の持つ音楽の能力が効かない強敵であり、サンダルフォンは窮地に陥ってしまう。一方、敵の猛攻により追い込まれたメタトロンは、最後の力を振り絞り、自分の身を犠牲にする強力な契約封印の能力を使って悪魔と相打ちになり、悪魔と共に石化してしまう。その間際、サンダルフォンは他の天使たちの助けを呼ぶようにメタトロンから伝えられるが、自分が助けを呼びに行っている間に姉が完全に石化し、絶命してしまうことに気づく。姉と天界の両方を救いたいという強い想いを抱いたサンダルフォンは、その強い想いと姉妹の絆の力によって覚醒を遂げ、彼女に呼応して新形態である音楽ゲームの電脳空間へと変形した相棒のエリヤちゃんと共に姉の救助にあたる。サンダルフォンが軽快なダンスとステップで流れる音符を次々奏でると、音符の種類や繋いだコンボの数に応じて周囲の仲間たちの力が飛躍的に増強されていく。この新たな力によってメタトロンの石化を解いたサンダルフォンは、自分と同じく覚醒を遂げた姉と二人で、立ちはだかる悪魔たちに再び戦いを挑むのであった。