風発なる天下五剣・ 真打 三日月宗近
人々を守る月光の刃… 三日月宗近…参ります…!
月の秘宝を奪還するという任務のために、たった一人で数多の妖異を打倒しながら大嶽丸を追っていた三日月宗近は、あるとき、ついに大嶽丸の根城を発見する。しかし、単身で戦いを挑んだために返り討ちに合い、三日月は瀕死の重傷を負ってしまうが、村人に助けられ、完治するまで世話をしてもらえることとなった。合理主義的な月の価値観で育ったために、見ず知らずの者の世話を無償でするという行為を理解できない三日月だったが、村人たちと交流を重ねる内に、理屈ではない心からの行動の意味を知り、価値観が次第に変化していく。そんなあるとき、ふと村から離れた隙に村人たちが大嶽丸にさらわれる事態が発生してしまい、これまでに感じたことのない怒りを覚えた三日月。大嶽丸を打倒する理由が、単なる任務のためではなく「村人を助けたい」という強い感情へと変化を遂げたことによって、刀神「布都御魂」の加護を得た。新たな力に目覚めた三日月は、宿敵の大嶽丸を追い詰めて、月のように空に浮かんだ兎月機流に伝わる伝説の兵器「魔封砲機・月光」から強大な刃状のエネルギー砲を放つべく、まるで弓を射るかのように刀を構えるのだった。
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