真理を説き放つ「悟得者」 サトリ

開くは悟り…求めし者たちへ、 真なる自由を授けよう…

正気を取り戻した親友から将軍の思惑を聞き、事の真相を知ったサトリ。その思惑を阻止すべく将軍のもとへ殴り込みに行ったサトリだったが、戦いを続ける彼女の目の前に現れたのは、大僧正である父だった。実は父こそが政府を操る黒幕だったのだ。サトリを洗脳すべく強大な攻撃を放つ父。その力の前に為す術なく敗北したサトリは、洗脳の力を受ける中で、自分の中に流れ込んでくる父の想いや思惑から、すべてはサトリを仏門に入れるために邪魔な思想を消すべく行っていたことだという真実を知る。人々のためにあるべき信仰を用いて人々を苦しめていた父に怒りを爆発させたサトリは、自身の内に眠る力に目覚め、偉大な法力を発現する。サトリは自身の想いに呼応して顕現した仏の力をその身にまとうと、人々の心を縛る洗脳を法力で解いていく。こうして父の正気をも取り戻すことに成功したサトリは、この世に蔓延るすべての洗脳を解き、自由な世界を手に入れたのだった。