公正なる裁きを与えし 冥界の主 閻魔大王
王の責務は必ず果たす… 六道の理から外れし者に 裁きを与えん…!
父と兄による、地獄に棲まう化け物――邪神の復活という恐ろしい計画を閻魔が阻止し、さらに閻魔の指導のもとで公正な裁判が行われるようになったことで、緊張状態にあった天との関係も修復され、地獄には再び平穏な日々が訪れた。しかし、父に心酔していた者によって密かに邪神復活の儀式は続けられており、その事実に閻魔が気づいたときにはすでに遅く、邪神が復活を遂げてしまう。一刻も早く封じるべく邪神のもとへ向かった閻魔が目にしたのは、なんと幼少期に閻魔を可愛がっていたじいやが邪神の依代となった姿だった。幼い頃、あからさまに兄びいきな父がいようとも臆することなく自分を優秀だと褒めてくれたじいやのことを、閻魔は心から好んでいた。父と兄によって殺されたと思っていたが、実は邪神復活のための依代として捕らえられていたのだった。邪神を討てば依代にされたじいやも消滅し、輪廻転生ができなくなってしまう。心に迷いが生じた閻魔は邪神に圧倒され、絶体絶命となるが、そのとき、「たとえ魂が消えようともずっと貴方のそばにいる」というじいやの声が聞こえてくる。迷わず自分ごと邪神を消し去るよう促すじいやの言葉によって覚悟を決めた閻魔は、浄玻璃鏡を展開し、八大地獄の力を宿した鬼の腕を召喚する。こうして閻魔は邪神を討伐することに成功し、じいやの魂は空へと消えていったのだった。
- 性格
- 人当たりがよく享楽的な面もあるが、不正を許さない強い正義感を持つ
- 性別
- 男
- 好きなもの
- 現世を散歩すること、現世で食べたおでんのこんにゃく
- 苦手なもの
- 嘘、不正
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