モンスターストライク モンストディクショナリー

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ヴァニタス:虚ろなる者

教えてやろう…世界の根源、 虚無という名の終点を…

ある日、悪魔に家族の命を奪われた少女フロレンティナと出会い、成り行きで少女の復讐を助けることとなったヴァニタス。フロレンティナの仇敵である悪魔と対峙したヴァニタスだったが、相手がかつて自分を陥れた宿敵の悪魔であることが判明する。復讐の炎を燃やすヴァニタスだったが、悪魔と戦うも歯が立たずに危機に瀕してしまう。しかしそのとき、ヴァニタスの中に眠っていた悪魔の力が覚醒し敵を圧倒する。悪魔の力の制御を失い暴走しかけるも、フロレンティナの呼びかけで我に返ったヴァニタスは、倒した悪魔から奪われた感覚の一部を取り戻したことに気づく。その後、調査によって謎の悪魔の正体が、自身の姉弟子アマデウスが従える眷属であり、“忌まわしき日”にアマデウスは実は死を偽装していて今も生きていることが発覚する。アマデウスはあのとき、自分と師匠を生贄に捧げることで悪魔の力を得ていたのだった。真実を知ったヴァニタスは、自身の失われた感覚を取り戻すため、そして師の仇を討つためにアマデウスに戦いを挑み、眷属を次々と倒していく。戦いの中で徐々に失われた人間としての感覚を取り戻すヴァニタスだったが、同時にそれは痛覚などの弱点が増えていくことでもあった。自身に眠る悪魔の力に頼らざるを得ず、力の暴走のリスクを負いながら戦いを続けたヴァニタスは、ついにアマデウスと対峙するが、想像よりも遥かに強大であり、ヴァニタスは敗北を喫する。しかし次の瞬間、ヴァニタスの悪魔の力が暴走。悪魔の姿と化したヴァニタスは骨で形成されたホオズキの実に魔力を込め、周囲に存在する一切を虚無へと還さんとする。そのおぞましい力に圧倒されるアマデウスだったが、実はそれすらも計画の一部であり、アマデウスは覚醒したヴァニタスの悪魔の力を呼び水として魔界と繋がる門を開く。そうして魔王トニトルスを呼び出したアマデウスは彼と融合を果たし、魔王と化して君臨した。魔王となったアマデウスの力に呑まれそうになるヴァニタスだったが、フロレンティナが自らを犠牲としたことで正気を取り戻し、深手のフロレンティナを抱えつつ命からがら戦いから脱出する。失意のままに、導かれるようにかつて三人で修行をしていた地を訪れたヴァニタスは、師テネブラエによって立ち入りを禁じられていた場所に入ると、そこには師の手記が残されていた。手記にはフロレンティナがテネブラエと魔王トニトルスの間に生まれた娘であること、そしてテネブラエはヴァニタスの正体を知った上で彼女を娘のフロレンティナと重ね合わせ、弟子として引き取っていたことが書かれていた。さらに、師テネブラエがフロレンティナとヴァニタスに宿る悪魔の力を制御するための研究を行っていたこともわかり、それによって自身の力の制御を習得したヴァニタスは決意を新たに再び立ち上がり、魔王として君臨するアマデウスとの死闘の末、ついにアマデウスを討つことを成し遂げる。もはや死を避けられないことを悟ったアマデウスは、死の淵で心を改め、自分とトニトルスが持つ魔力のすべてをフロレンティナに注ぎ込み、フロレンティナは一命を取りとめた。力を使い果たし消えゆくアマデウスを看取ったヴァニタスは、フロレンティナと共にその地を去り、ピラデルポスのスラムへと帰っていくのだった。

性格
空虚
誕生日
1/2
性別
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