目醒めし音楽の大天使 サンダルフォン

孤独な心に音楽を! 世界中のどこにいたって、 天界の音色を届けてあげる♪
ストライクワールドにある、とある世界。モリアという神を自称する者が、あるときマスターオーブを手にして強大な力を獲得してしまう。 モリアは「痴愚神モリア」として世界に君臨し、人々を堕落させ世界を滅亡へと導いていく。モリアの脅威を察知した天界は、カマエル、ラミエル、ザドキエル、サンダルフォン、メタトロンの五人の天使を招集し、マスターオーブの回収へと向かわせた。 しかし、五人の出動を事前に察知していたモリアは、彼女たちに罠を仕掛ける。それは、モリアが作り出した「痴愚の夢」という世界に相手を捕縛し、自分の願いがすべて叶うその理想世界に囚えることで戦う気力を奪うというものだった。 ザドキエルを除く四人の天使たちはモリアの策略にはまり、次々と痴愚の夢に囚われてしまう。サンダルフォンは、メタトロンと共に囚われた平和な世界で楽しい日々を送り、好きな音楽を聴く、すべてにおいて満たされた生活を送っていた。 しかし次第にサンダルフォンは音楽を聴いてもなぜか楽しくないと感じ始めるようになり、音楽を聴く頻度が下がって、メタトロンと過ごす時間が増えていった。あるとき、なぜ音楽が楽しくなくなってしまったのかと考えたサンダルフォンは、どうして自分が音楽を愛していたのかを思い返した。それは、音楽は人々を幸せにする力を持つものであり、だからこそ愛していたのだが、すべてが満たされすぎたこの世界ではその力が失われているように感じられたからであった。 そんなある日、一匹の犬が夢の世界に現れる。犬はサンダルフォンとメタトロンに対して威嚇したり吠えたりと敵対的な行動をとり、サンダルフォンは犬の機嫌をなだめようと様々な音楽をかけるようになる。最初は犬が吠える声にかき消されてしまいまったく効果がないように思われたが、何度も続けて音楽を演奏していく中でサンダルフォンは徐々に音楽の楽しさを思い出していく。 いつしか犬が吠えるのに合わせて新たな音楽を生み出していくようになり、音楽の力を感じてかつての情熱を取り戻していくサンダルフォン。そしてもう一度本当の音楽の力を取り戻したいと強く願うようになったサンダルフォンは、人々を幸福にするための音楽を奏でることが自分の使命だとはっきり思い出した。同時にサンダルフォンは、犬の正体がザドキエルであり、自分を目覚めさせるためにこの世界にやってきたのだということを悟る。 こうして痴愚の夢から抜け出すきっかけを掴んだサンダルフォンだったが、なぜかメタトロンが「ここに留まれば永遠に楽しく過ごせる」と彼女に囁き、夢の世界に引き止めようとする。サンダルフォンはその誘惑を拒絶し、メタトロンが本物ではなくモリアが作り出した幻想であることを見破った。そしてサンダルフォンは、現実世界で再び人々にハッピーな音楽を届けるという使命を果たす決意を固め、ザドキエルに一緒に痴愚の夢の世界を脱出する準備ができたことを伝える。 そして迎えたモリアとの決戦の時、ザドキエルが放り投げた四つの宝石の眩い輝きに呼応して痴愚の夢に封印されていた四人の天使たち――カマエル、ラミエル、サンダルフォン、メタトロンが目を覚ました。それぞれが成長を遂げ、揺るぎない使命を胸に再集結を遂げた五人の天使たちは、力を合わせ、モリアに立ち向かうのだった。
- 性格
- 明るく元気、ガッツ溢れる体育会系ノリ
- 性別
- 女
- 好きなもの
- メタお姉ちゃん、相棒のエリヤちゃん、アガる音楽
- 苦手なもの
- 音楽を聴けない場所や時間、じっとしていること

- 関連イベント