モンスターストライク モンストディクショナリー

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コンサリジオ

夢見る子らよ、喜ぶがよい… 主らの未来を摘み取ってやろうぞ…

その物語の主人公は、遠い世界から来た異邦者の男だった。 自分が元いた世界とはまるで異なる別世界にやってきた男は、その不思議な光景に心を躍らせ、新たな人生を謳歌しようと駆け出した。 ほどなく男は奇妙な“導き手”に出会い、様々な困難や試練を乗り越えて大いなる力を手にしていく。やがて男は“叡智の魔獣”と呼ばれる強大な存在を打ち倒し、多くの人々を救った。 人々は彼を英雄と呼び、救世主として称え、歌にその名を刻んだ。そして倒された魔獣からはあらゆる叡智が解き放たれ、その恩恵によって世界は急速に発展を遂げていく。 だが、その急速な文明の発展の中で男は次第に“過去の存在”としてぞんざいな扱いを受けるようになり、孤独へと陥っていく。それだけに留まらず、発達した技術競争によって戦争が勃発し、男は多くの命が失われたことの元凶たる責を問われることとなり、強引な裁判にかけられた挙げ句、斬首刑に処されることが決定する。 そして刑の執行による死の間際、男は再び姿を表した導き手に、自分がこの世界に来た意味、そして英雄となった意味を問う。だが導き手は、微笑とも冷笑ともつかない表情のまま、「意味など最初からない」とでも告げるように、ただ肩をすくめるだけだった。 導き手にとって男の存在は歯車のひとつに過ぎなかった。ただ世界を進ませるためだけの装置で、それ以上でも以下でもない。 壊れた歯車は取り換えられるだけ――、英雄も救世主も初めから存在していない。そこには、選ばれし特別な人間だと思い込んでいた愚者が首を晒しているだけだった。 その理不尽さ、そして不条理さを味わわされたその瞬間、抱え込んでいた暗く淀んだ感情が溢れ出すと共に、男は人間とは異なる異形の存在・コンサリジオへと変貌を遂げる。 時計や鏡などを備えた機械でできた老人のような姿となった彼は、人間たちを生命力の塊である芽へと変えて摘み取り、氷の箱へと閉じ込めて自身の命を肥やすための糧とするのだった。

性格
懐疑的で保守的、頭が固く嫉妬深い
好きなもの
不変、凡庸
苦手なもの
変化、独創
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