• Facebookでシェアする
  • Xでシェアする
  • LINEでシェアする

心獣烈伝 ~烈なる力の継承者~

かつて、一人の武闘家がいた。 彼の名は、ストライク。 男は険しい武の道を歩み、数多のライバルとの死闘に勝ち、「獣神」と呼ばれる最強の存在となった。 しかし、世界を脅かす大いなる敵との戦いの果てに、ストライクは己の全身全霊をかけて“烈なる力”を解放し、光の彼方ヘと消えていった。 彼が放った“烈なる力”は、「武」「閃」「流」「破」「剛」「柔」「絶」「愛」の8つの力に分かれ、世界中へと散っていく。 その後、ストライクの姿を見た者は誰一人としておらず、彼は世界の救世主として語り継がれていった――。 それから、数十年の時が流れた。 とある田舎の山奥。 そこには、老人と少年が暮らしていた。 その老人は、かつてストライクのライバルであった、スラッシュその人であった。 少年に武道の稽古をつけ、自分の持つ技のすべてを伝授し終えたスラッシュは、外の世界へ旅立つよう少年に命じた。 少年は、己の中に猛る熱い魂に突き動かされるがままに、まだ見ぬライバルたちを求め、走り出す――。 これは、“烈なる力”を継承した者の物語である。