意志を継ぎし剛槍の騎士 ベディヴィア

王の思いは僕が継ぐ… たとえ百人相手だろうと、 負けません！

湖の乙女にエクスカリバーを返還したベディヴィアだったが、その後、主であるアーサーを失った円卓の騎士たちは、まとまりを失くしバラバラになってしまう。治世が乱れ、ブリタニアは群雄割拠の状態に陥ってしまうが、そんな中、ベディヴィアはアーサーの意思を継ぎ、彼女が保有していた聖槍ロンゴミニアドと共にブリタニアの平和を守るべく、日夜戦いを続けていた。しかし、アーサーほどの力量をまだ有していないベディヴィアには、聖槍を完全に扱いきることは至難の業だった。国の転覆を狙う悪しき勢力が増していく中、ベディヴィアはついに、一筋縄ではいかない強敵と対峙することとなる。命を賭した戦いの中、どこまでも非情になることで自分を追い込み続けるベディヴィア。そうしてついにベディヴィアは、己の限界を超えた槍術をその身に宿したのであった。