キル×ユア×アイドル
「おかしい、これは一体、、」 「ディヴィちゃんもハッピーだね!」 「バズり確定かも~!」
ジャック・ザ・リッパー、ラプラス、ディヴィジョンから成る、切断系アイドルユニット。そもそもは、ジャックとラプラスの二人が、地下アイドルとして音楽活動をしていたところから始まる。「音楽でこの世のネガティブを切断し、世界をハッピーにする」というジャックの目標のもと、地下アイドル界隈で着実にファンを増やしていたが、自分たちの音楽には何か切れ味が足りないと感じていたジャック。そんな折、世界の繋がりを裁断しながら徘徊していたディヴィジョンとばったり遭遇する。巨大なハサミを持つディヴィジョンの姿を見るやいなや「超音の切れ味良さそう!」と一目惚れしたジャックは、ディヴィジョンを自分たちの音楽ユニットへ熱烈に勧誘する。そんな勧誘などに聞く耳を持たず、ジャックとラプラスの繋がりを裁断するべくハサミを構えるディヴィジョンだったが、音楽が生む絆の力が妨げとなって思うように裁断できなかった。その状況を面白がって「音楽のことを知れば、もっと切れ味が良くなるかも♪」とこっそりアドバイスをするラプラス。それを聞いたディヴィジョンは、「あまねくすべてを切り取る」という己の使命のもと、音楽を知り、やがては音楽の絆を裁断するために自身の持つ巨大なハサミをギターへと変形させた。その様子を目の当たりにしたジャックは、持ち前のポジティブシンキングを発動させ、ディヴィジョンが加入を承諾したと勝手に解釈し、協力するとは一言も言っていないディヴィジョンをメンバーとして迎え入れ、「キル×ユア×アイドル」の結成を宣言。ディヴィジョンの加入(?)によって、より鋭くハッピーな音楽性が生まれたキル×ユア×アイドルは、瞬く間に話題沸騰となり、モンソニシーンにデビューを果たしたのだった。
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